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「中医協で求められる患者の視点」 勝村 久司 |
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中医協は、個々の医療行為や医療材料等を保険適応とするか否か、さらにそれらの価格である診療報酬を決めており、医療の価値観を決めているところだということができます。 |
医療行為をするのは医療の専門家ですが、情報公開等によって専門家を監視する役割を担っているのが医療の消費者である患者や市民です。不本意な治療、不健全な制度は、専門家が、患者の立場や市民感覚を忘れてしまったり、命や健康を最も重視するという価値観が医療界内部で崩れてしまったりすることが原因だと言って過言ではないでしょう。 |
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※中医協(中央社会保険医療協議会)とは
法律により厚生労働省に設置されている諮問機関です。
中医協は、厚生労働大臣に任命された20名の委員によって組織されます。委員の構成は次のとおりです
1.健康保険、船員保険及び国民健康保険の保険者並びに被保険者、事業主及び船舶所有者を代表する委員-7名(支払側)
2.医師、歯科医師及び薬剤師を代表する委員-7名(診療側)
3.公益を代表する委員-6名(大学教授など有識者が中心)
委員の任期は2年間で、1年ごとに半数の改選が行なわれます。
その他、専門の事項を審議するため必要があると認められるときには、厚生労働大臣は各10人以内の専門委員を置くことができます。
中医協ではおもに、医療費全体の改定率や、診療報酬(治療、検査、薬剤など)の改定内容について審議しています。診療報酬の改定については支払側と診療側が交渉し、公益委員が調整して決定しています。公益委員は診療報酬の実施状況について調査を行うこともあります。近年では国民の声をより反映させるため、委員構成の見直しや議事録の公開などの取り組みもなされています。
※中医協議事録は、厚生労働省ウェブページからご覧になれます。