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■『ペーシェント・ユニバーシティー』2008年度 第4回講座


◆『ペーシェント・ユニバーシティー』2008年度の第4回講座の報告◆


第4回講座 
「リーダーとして求められる表現力 〜コミュニケーションと身体表現〜」


講師:平田オリザ氏 (劇作家)

第4回は、日本を代表する劇作家であり、世界的にも有名な平田オリザ氏に、表現手法のあり方についてお話いただきました。
 市民医療リーダーは、シンポジウム等での発言や、医療者、行政、政策立案者、企業や財団などという様々な関係者とコミュニケーションをとることが求められています。それぞれの関係者が、それぞれ異なる「コンテクスト(文脈)」で生きており、いかに「ズレ」を生まずにコミュニケーションを取っていくかというテーマは、組織運営を行ううえで、重要なテーマです。
 平田オリザ氏は、演劇を「コンテクストのズレを埋める」装置として捉えてこられ、企業トップリーダーなどを対象としたワークショップや講演を数多く開催されてきました。今回のセミナーでは、市民医療リーダーが組織間折衝をするにあたり、どのようなコミュニケーションが求められているのか、講義や演習を通して、そのスキルを教えていただきました。

参加者からは、「会員や患者同士のコミュニケーションを深める大きなヒントになった」や「リーダーシップは意見を吸い上げる力ということを念頭に置き活動したい」との感想が寄せられました。そのために、話し合いの時間を設けたり、椅子の配置を変えるなど、話しやすい環境づくりを多くの方が進めていきたいとのことでした。また、キーワードとして「協調性から社交性への転換」を多くの方が挙げられ、組織内のコミュニケーションに生かしたいという声がありました。

概要


日時     12月6日(土) 14:00〜17:00
場所   赤坂パークビル GEコンフェレンスルーム13F

プログラム
「演劇から学ぶコミュニケーションスキル」

13:30  受付開始

14:00  ごあいさつ/前回のフィードバックなど

14:30  ご講演 劇作家・演出家・大阪大学教授
          平田オリザ氏

16:00  事務連絡/フィードバックシートの記入など

17:00  終了


■講師ご紹介

平田 オリザ (ひらた おりざ)
劇作家・演出家・大阪大学コミュニケーションデザイン・センター教授
1962年東京生まれ。
国際基督教大学教養学部卒業後、在学中に結成した劇団「青年団」 を率いて、自ら支配人をつとめるこまばアゴラ劇場を拠点に活動、「現代口語演劇理論」を確立する。1995年『東京ノート』で第39回岸田國士戯曲賞を受賞したのをはじめ多数の賞を授与される。2003年、日韓国民交流記念事業『その河をこえて、五月』(新国立劇場制作)で、第2回朝日舞台芸術賞グランプリを受賞。2002年度より中学2年生の国語教科書(三省堂)に、ワークショップの方法論が導入されるなど、演劇を通しての様々な教育活動が認められ、2006年モンブラン国際文化賞受賞。現在、大阪大学コミュニケーションデザイン・センター教授、首都大学東京客員教授、三省堂小学校国語教科書編集委員もつとめる。
著書に『演劇入門』『演技と演出』(以上講談社新書)、『芸術立国論』(集英社新書)、『話し言葉の日本語』(共著、小学館)、『ニッポンには対話がない』(共著、三省堂)など。
*劇団サイト http://www.seinendan.org






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